AED(自動体外式除細動器)救急講習会    H21.11.2



 皆様はAED(自動体外式除細動器)をご存知でしょうか?
 救命処置の時、意識がない場合に使用するものです。
 公共施設などに出かけたとき、設置してある旨の赤いマークを見かけたことが
あると思います。
 では使ったことはあるでしょうか?

 11月2日(月)旅館会館2階会議室に於いて、AED(自動体外式除細動器)
救急講習会を開催、10人の女将が参加しました。
 嶺北消防署の救急救命士の方に20分ほどスライドで心肺蘇生法を教えて
いただき、その後実際に使用してみました。

 まず意識を確認、なければ119番とAEDの手配を近くの人に頼みます。
 気道を確保し、呼吸を確認、AEDが到着するまで人工呼吸と心臓マッサージ
を繰り返します。
 AEDが到着したら電源ON、使用する前にペースメーカー、ネックレス、濡れ、
湿布、胸毛など5つの確認をします。
 電極パッドを貼って、AEDが必要と判断されれば近くの人に離れてもらい
ショックボタンを押します。
 後はその繰り返しとなります。

 AEDは音声で指示をしてくれますので、落ち着いてやればだれでも使用する
ことができます・・・が焦ります。。。
 なかなか自信を持ってすることが難しいと実感しました。

 救急車が到着するまで大体6分かかるそうです。(全国平均)
 この6分の間に救急蘇生法を施すだけで命が助かる可能性が大幅にUPする
そうです。

 これからの忘新年会シーズン、宿泊のお客様が旅館内で倒れた場合などに
役立てたいと思います。
・・・できたらそんなことがないようにしたいのですが・・・。

 大変有意義な講習会でした。
 嶺北消防署の皆様大変お世話になりました。ありがとうございました。

山崎救急救命士の説明
人形を使って・・・
長谷川女将 気道確保!