おもてなし ごはんのじかん
     H21.3.3


 今日は素敵な時間を過ごしてきました。
 いつもお世話になっている「金津創作の森」担当者の方より、昼食会とオークションのお招きを
受けました。

 2月25日(水)から3月3日(火)の一週間、金津創作の森ガラス工房・創作工房に於いて、料理
も作ってうつわも作るという「グラスワークショップ2009」が行われました。
 14名の受講者が「おもてなし」をテーマに、自分たちでうつわをデザイン、料理も作ってそのうつわ
で食事をし、その関わりを体験したそうです。
 昼食会はお客様を「おもてなし」するための最終レッスンだったようです。

 その会場はとても柔らかい光に包まれて、壁には素敵な写真が飾られていました。
 招待者は40名余り。女将は4名ご招待を受けました。
 各席には素敵なグラスが・・・。すかさず製作者が現れ、「4種類のレモネード」から好みのものを
グラスに注いできてくれました。
 首に綺麗なグリーンのスカーフ・・・お揃いのようです。

 メニューは   自家製ハムのルッコラのせ、蕗味噌
           天然酵母のパン
           半熟卵のいしる漬け春野菜サラダ
           春キャベツと小女子のパスタ
           安納芋のきんとん、ほうじ茶           です。


グラスとメニューなど 自家製ハムと麻王さんちのルッコラ 麻王さんちの葉物のサラダ きららの丘の安納芋

 食材は近くの生産者の方が提供して下さったそうです。最高の素材でフードコーディネーターの
オカズデザインさんが調理してくださいました。
 自分たちで集めた食材もあったそうです。

 私にお料理を運んでくれた方は受講生の石田さん。彼女のうつわはとても柔らかい色合いで優し
さが伝わってくる作品でした。「シンメトリーじゃなくて・・・」と彼女。いえいえ素敵です。
 それぞれのお料理がうつわに映え、またお料理がうつわを引き立てていました。
 味付けも程よく、福井の素材がとても活かされていました。

 受講生の方々から昼食会へのこだわりや思い入れなどをお話しいただきました。
 本当に一生懸命さが伝わってきました。

受講生のみなさん 思いを語ります・・・ 女将もオークションに燃えます 素敵なグラスたち・・・

 終了後は、講師の先生方の作品のオークションが行われました。
 普通に買い求めれば値の張る作品がとてもお手頃な値段で競り落とされていました。
 私は初めての体験で本当に楽しかったです。
 ボトルにレモネードが仕込まれているものもありとてもお買い得、競り落とせなくてとても残念でした。

 余談ですが・・・
 旅館のものがうつわを買い求める時は、常にお料理をのせた時の景色を思います。
 うつわの色合いや絵柄、大きさや傾斜など失敗することも多いものです。
 またこれはと思ううつわに出会ったときは、どんなお料理をのせるとよいかと思いを巡らしたりします。

 受講生の皆さんもこれから思い悩みながら作品を制作していくことになるんでしょうね。
 今回のワークショップはとてもいい経験になったのではないでしょうか。
 今後の活躍を期待したいと思います。

 ワークショップに関わられた皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。