1月の大雪を回想してみました・・・

  芦原温泉は15年ぶりの大雪に見舞われました。
 1月14日(日)あたりからコンコンと降り始め、あれよあれよという間に腰のあたりまで積もってしまいました。
  雪かきをするために外に出るとさらさらのパウダースノーで、とても福井の雪には思えません。
 15日も休むことなく降り続いています。毎年暖冬、少雪が続いていて、もはや越前福井は雪国であったことを忘れていました。
 16日には交通網もズタズタになってしまいました。
 各旅館には次々とキャンセルの電話が入ってくるようになってきました。
 他県のお客様には北陸自動車道、JRとも動かないことを電話で申し上げ予約を取り消して頂き、県内のお客様にはお越し頂けると思いきや、除雪や被害のため行くことができないとキャンセルのお電話が相次ぎました。

 (最終計では芦原温泉全体でのキャンセルは3000人余にのぼりました。)
 17日になっても除雪はなかなかはかどりません。
 道路は圧雪状態から、でこぼこ状態になり夜にはカチカチになってしまいました。
 雪の中をお越し頂いたお客様に長靴、スコップ姿でお出迎えということもありました。
 18日にはやっと温泉街にも除雪車が入りだしました。
 19日にはJRも大分平常に近い状態になり、時間通りにお客様がご到着されるようになりました。

 何日かの交通大動脈のマヒは、芦原温泉に大きな打撃を与えましたが、2月に入りお客様も戻ってきたようです。
 楽しみに旅行をご計画をされキャンセルされたお客様、今後雪害に対しては十分予測をし、除雪に万全を期していただけると思っていますので、どうか再計画をされ、芦原温泉にお越しを心よりお待ち致しております。