運命の日 2002年6月14日(金) W杯サッカー日×チュニ戦

 
 とうとう待ちに待った日がやってきました。
 この日がまさか予選リーグを1勝1分けで迎えることになり、決勝トーナメントへ進出をかけた
大事な試合になるなど誰が予測したでしょう。
 この歴史的な一日に立ち会える喜びに武者震いする思いがしました。
 前日から大阪に入り、ホテルにて13番のジャージに着替え、ゆっくりと長居陸上競技場に
向かいました。
 淀屋橋付近では少なかった青いユニフォーム姿のサポーターも、地下鉄に乗る頃にはあちこち
から集まってくる感じでした。
 
 長居公園に到着したのが12時30分。公園ではもう黒山の人だかり。
 フェイスペイントする人、「チケット下さい」プラカード持ってお願いする人、オフィシャルの小物を
買い物する人様々。
 気合いの入ったサポーターたちに圧倒されながらも、開門していたのでとにかく入場することに
しました。

 長居公園のモニュメント前にて。


 チケット確認後、色分けされた
道を歩きWゲートに向かいました。
 途中でタオルマフラー購入。
 飛ぶように売れてました。
手荷物検査後、さらに金属探知器で・・・

 事前にいろいろな掲示板などで、自分の席の位置を確認していました。
 どうもA3ブロックはメインスタンド向かって右脇あたり、どうも高い位置からの観戦になりそう
でした。
 私の入場したゲートはVIPゲートの隣でした。
 VIPゲートでは振り袖を着た女性がお出迎えをしていました。

  

 自分の席から見た景色。

 席もあらかた埋まったところで、
話に聞く
アディタスのユニフォーム
がするすると広がりました。
(感動!)
 その後同じように
日の丸が・・・
(更に感動!)

 取りあえず自分の席を確認。
 メインスタンドのVIP席やメディア席の前を通り過ぎ、果てしなく
登り・・・長居のスタンドの急勾配に愕然!
 紙コップに移し替えられたアクエリアス、つまずいてそこら辺中に
ぶちまけてしまいました。スミマセン。
 これではどこに行くにも大変そうです。
 選手の体は小さいですが、位置はとてもわかりやすい場所でした。


 終わりのないウェーブ、ウェーブ、ウェーブ・・・
 サポーターの気持ちが団結していくようでした。
 試合が始まる頃、何人もの友達からメールをもらいました。
 「しっかり応援してね」ということなのですが、返事を返すのも四苦八苦してました。
(興奮して指が動かない。)
 やがて選手全員が出てきて軽く練習。一度退場後改めて開会です。


 選手たちが入場!
 会場も最高潮。
 入場者数は4万5
千人強・・・
 一面ブルー・・・
 「君が代」で
気持ちは一つに。

 試合は終始日本ペース(だったかと)。
 興奮していましたが、なぜか安心して
応援が出来ました。
 パスの正確さやフラット3の完璧さに
感動。
 これって一部しか映らないテレビじゃ
なかなか解らないんですよね。
 地鳴りのような応援も凄すぎる・・・
 
  
こんな嬉しいことが起こる
なんて・・・試合直後です。


 結果は森島、中田のゴールで2−0。大勝利!
 まさか(当然?)の決勝トーナメント進出です。その瞬間に立ち会えた喜びは例えようもありません。
 内容はすばらしいものでした。
 応援していた13番柳沢は今回も得点できなかったけど、必ず次は・・・と確信。
 試合終了後も、「ニッポン!」コールが止むことはありませんでした。(涙)

 会場を出るときも、ボランティアの人達とハイタッチ!「おめでとう」と言われる不思議!
 みんなで喜びを分かち合うようでした。
 出口まではテレビ中継の人達も大勢いて、私が会えたのはNHKのスポーツアナ青山さん。
綺麗でした。
 
 帰りは案の定駅までの道は人、人、人・・・。
 でもどうしても人の流れが動かないので聞いてみたところ、みんな日本代表が出てくるのを待って
いるとか。
 えーっ!私帰らなきゃ。窒息しそうな人の波をかき分け、ホテルに戻り帰途に着きました。
 でも一目代表の勇姿を見たかったと思っていたら、帰りの高速でパトカーのサイレン。???
 な、なんと後ろに代表のバスが・・・おまけの感激でした。
 
 次の日ですか?前日夜中までテレビ見て余韻に浸っていましたので(笑)それなりでしょうか?
 現在も決勝トーナメントが続いています。
 どこでもいいからもう一度W杯が会場で見た〜い。贅沢でしょうか?
 相変わらず私のパソコンのFIFAのページはオーバーロード中です。(泣)